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台南慰安婦人権平等促進協会・会長宛 公開質問状

慰安婦の真実国民運動の幹事・藤井実彦氏(論破プロジェクト代表)は、9月5日に現地・台南国民党本部を訪れ、今般台湾に設置された慰安婦像に抗議する公開質問状を手交しました。
質問状は下記となります。

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6日、台湾南部・台南市で、国民党の謝龍介台南市議(右)に撤去要求などの文書を手渡す藤井実彦氏

台南慰安婦人権平等促進協会・会長宛

公開質問状

我々慰安婦の真実国民運動は2018年8月14日に台南慰安婦人権平等促進協会が設置した慰安婦像について、事実と異なる内容の碑文が日本語を含めて多言語にて設置されたことに強く抗議する。

設置された慰安婦像は、現在国民党台南支部の敷地内にありますが、私有地であっても、日台友好を阻害する、「事実と異なる碑文」を設置することは日本人として決して許されるものではありません。

我々慰安婦の真実国民運動は慰安婦問題を調査研究する15を超える市民グループの集まりです。現在現存する慰安婦関連の資料の調査を始め、正しい情報を海外にも発信しています。国連や米国等においても毎年慰安婦問題の誤った情報を正すべく現地にて行動をしています。

今回の碑文については我々の調査研究及び事実と全く異なる内容が記載されており、日本人として看過できるものではありません。即時撤去を要求するとともに、本碑文における公開質問状及び公開討論会の開催への協力依頼を貴協会に提出いたします。

下記は碑文の文面に基づいて質問事項を記載したものである。本件はマスコミ等に公開し、慰安婦問題に対して公に見解を出し、碑文と慰安婦像まで設置した責任を持つ貴協会が答える義務を持つ質問である。

本件は1ヶ月以内に回答を求めるものである。 以下は碑文に書かれた内容を3点にわたって列記した。

1、「1937年12月以降、日本軍がその後,アジア太平洋各地で「慰

安所」を設立し,騙しや脅迫,拉致などの方式で,占領区の若い女性を「慰安婦」として強制徴用して日本軍の姦淫に供し,被害にあった女性は約20万ないし40万人に上るといわれ,台湾も少なくとも1200人が被害者とされているという。」

本件の20万人、から40万人の被害の根拠とされる資料を提出してください。
また、強制徴用したとされる根拠を資料として提出してください。
台湾の1200人がどのような被害を受けたのが、具体的に根拠資料を示してください。

2、「1996年1月,国連人権委員会が「慰安婦」に関する調査報告

を公表し,「慰安婦」は第二次世界大戦,「日本軍の性的奴隷」だと認定し,これは戦争罪であり,日本政府は責任を負い,謝罪と賠償をしなければならないと認定された。現在までには,アメリカ,カナダ,EU,韓国,中華民国等の32か国の国会が国連の調査報告を支持したが,日本政府は依然として責任を負うことや謝罪や賠償を拒否している。」

本件はクマラスワミ報告書の内容を示していると考えられるが、日本国政府が謝罪や賠償をしていないという根拠はどこにあるのか?また、クマラスワミ報告書の内容に虚偽がある点について日本では研究調査が進んでおり、その調査研究は国連において六度も提出されている。本件において日本人の代表として公開討論をする必要があるが受ける用意はあるか。

3、「辛うじて生き残った「慰安婦」の正義を勝ち取る勇敢な行動はすでに国際婦女人権運動の模範となった。本日,この銅像を安置することは,中華民国の国民は決して「慰安婦」の悲惨な歴史を忘れず,さらに彼女たちの奮闘ぶりに対する尊敬と支持の意を示す。」

本件において、韓国が問題提起をしていることは承知しているが、台湾

における露骨な誤った慰安婦問題の拡大は、日台友好の絆を大きく毀損するものである。日本は台湾の一番の友好国だと思っていたが、このような日本人の名誉を傷つける仕打ちを受けて日本人の大多数は深い失望を覚えている。台湾には元慰安婦だと名乗り出た女性2人が生存しているが、支援してきた人権団体「台北市婦女救援基金会」は、促進協について「詳しく知らないし連携していない」と答えたとされている。あなたたちの団体は誰に指示をされて設立をし、どのような目的を達成するために作られたのかお答えください。

日台友好がこの慰安婦像設置問題で大きく毀損することは間違いなく、大変憂

慮し即時問題解決をする必要があると我々は考えています。

速やかに本件について1ヶ月以内にご回答をいただき、公開討論会を台湾国内にて即時行うことを要求いたします。


慰安婦の真実国民運動2018年9月5日

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担当の藤井幹事の情報では、向こうも強気で、公開質問状にも公開討論会にも応ずる姿勢を見せたとのことです。

今後が楽しみになってきました。