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国連人権理事会で藤井実彦氏がスピーチ!

慰安婦の真実国民運動は、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会に参加し、6月8日に幹事の藤井実彦氏が代表してスピーチを行いました。

以下、発言になります

 私は、日本において1996年に国連人権委員会で、クマラスワミ氏が出した報告書の、慰安婦部分について研究をしている者です。 今回は慰安婦問題について、特別報告者による、再度の調査をお願いするべく、お話をさせていただきます。

  21年前に提出されたクマラスワミ報告書ですが、慰安婦部分については大きく聞き取り調査と文献の研究の2つがレポートされています。 聞き取り調査についての報告書では、慰安婦が切り刻まれ、首を切られる等の表現がありますが、この報告は北朝鮮からの情報です。北朝鮮が核問題や人権状況において大変危険な国であり、プロパガンダを発信することはよく知られています。

 彼らからの聞き取りがベースとなっている報告書は、信頼性がないと考えます。我々の調査でも、そのような事実はなく、日本人の人権をひどく貶めるプロパガンダ情報であることがわかっています。 さらに、文献ですが、この文献のベースになった書籍を詳細に調査すると、74の参考文献が存在します。

 それらを調査したところ、そのうちの32が情報の精度の低いものであり、200箇所以上の事実誤認箇所が存在します。なんとそこには参考文献がマンガであるものも存在します。漫画やプロパガンダ情報に満ちた文献をベースに、クマラスワミ氏が調査したことは、大変大きな問題です。

  確かに、1991年から慰安婦問題が調査され始め、1996年当時は慰安婦問題に関する調査研究が不十分でした。現在は以前よりも多くの文献が存在し、より聞き取り調査も精度の高いものが日本では数多く存在します。 ですから我々は、これらの再調査を国連人権理事会が行う必要があると考えます。

 現在韓国で慰安婦問題を先導している団体は北朝鮮系のグループであり、彼らのプロパガンダ情報により、日本人は慰安婦問題で多くのいじめ問題を海外で抱えることになりました。 米国においては深刻ないじめ問題が発生し、多くの若き日本人の人権をふみにじる状況が続いているのです。

  我々は、この日本の人権状況を改善するために、さらなる調査を望みます。具体的には、国連人権理事会は、慰安婦問題についての特別報告者を再度日本に派遣していただき、聞き取り調査と文献調査をより精緻におこなっていただくことを強く望みます。