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島根県議会が「慰安婦意見書」撤回を求める30回目の請願を不採択

島根県議会は平成25年(2013年)6月26日に「日本軍『慰安婦』問題への誠実な対応を求める意見書」を可決した。河野談話、米国下院決議121号、国連人権委員会勧告を受け入れ、元慰安婦の名誉と尊厳を守る真摯な対応を日本政府に求める意見書だ。

島根県民有志は、意見書が可決される前から反対運動を行っていたが、可決後は意見書撤回を求める請願書を繰り返し県議会に提出してきた。今回はその30回目である。

 請願では、島根県議会の意見書は島根県議会が制定した「竹島の日を定める条例」の正当性を損害していることを指摘し、慰安婦問題と竹島問題の両問題の解決を困難にしていること、また、米国各地に建てられた慰安婦像設置の根拠に島根県議会の意見書が関係することを述べている。

 平成26年(2014年)以降、日本各地の地方議会で同様の意見書に対する撤回運動が広まった。しかし、島根県議会は一向に撤回を受け入れようとしない。そのような県議会を相手に請願書を30回も提出し、歴史の真実に向き合うよう求める続ける県民有志の努力には頭が下がる。

 意見書には日本政府も否定している「性奴隷」という言葉も記されている。島根県議会は研究や調査によって明らかにされた歴史の真実を受け入れ、一度可決した意見書であってもその過ちを認めるべきだ。

参考

島根県議会「日本軍『慰安婦』問題への誠実な対応を求める意見書
島根県議会に提出された30回目の請願文
なでしこアクション「島根県議会での県民の活動