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12月18日にソウルにて性奴隷派がシンポジウムを開催

12月18日、日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連、韓国)と、Fight For Justice(日本)は、韓国、ソウルで「韓•日シンポジウム '日本軍性奴隷制問題解決のための35年の研究成果と対抗記憶の未来'」と題した、日本・韓国のシンポジウムを開催した。

「2025年は、日本軍「慰安婦」制度(日本軍性奴隷制)問題解決運動が始まって35年となる年である。これまで被害サバイバーの証言と活動、日韓研究者による資料発掘と研究は、法的・社会的闘争および記憶継承の重要な基盤となってきた。日本で今年、吉見義明教授は30年間の研究成果を取り入れて、新著『日本軍慰安婦』を刊行した。しかし、日本政府が植民地支配と戦争責任を継続的に否認・歪曲しているため、真相究明と後続措置は未完の課題として残されている。さらに近年、日韓の極右勢力間の連携が強まり、歴史否定の論理が日常に浸透し、真実と正義に基づく歴史認識が脅かされている。正義記憶連帯と日本の研究者団体 Fight For Justiceは、本共同シンポジウムを通じて、これまでの研究と活動の文脈および成果を検証し、今後の方向性を共に模索することをめざしている。」(主催者サイトより引用)

国際歴史論戦研究所が、去る11月27日に開催した慰安婦問題に関する第4回日韓合同シンポジウムに対抗して開いたのかもしれないが、慰安婦について「強制連行」も「性奴隷」も完全に否定されて久しいのに、今さら「真実と正義に基づく歴史認識が脅かされている。」とは何だろうか。真実に向けて何を話し合うというのだろうか。

<シンポジウムの詳細>

韓・日シンポジウム 日本軍性奴隷制問題解決のための35年の研究成果と対抗記憶の未来
日時: 2025年12月18日(木)14時〜18時30分
場所: ソウル・グローバルセンター国際会議場

司会: ファン・ソンイク(日本軍「慰安婦」研究会代表、国民大学校韓国歴史学科教授)

発言者:日本軍「慰安婦」問題研究の成果と課題:新著『日本軍慰安婦』を中心に
 - 吉見義明(FIGHT FOR JUSTICE共同代表、中央大学名誉教授)
日本軍性奴隷制の法的正義の実現
 - 金昌禄(慶北大学校法学専門大学院教授)

第1セッション 日本軍性奴隷制問題の交差と対立を読む
司会: 金富子(FIGHT FOR JUSTICE共同代表、東京外国語大学名誉教授)
近代日本の公娼制度研究からみた日本軍「慰安婦」問題研究:現状と課題
一見知知子(近畿大学文芸学部文化・歴史学科教授)
  討論 ソ・ヒョンスク(日本軍「慰安婦」問題研究所 学術研究チーム長)
記憶しようとする者と記憶を抹殺しようとする者:「少女像」をめぐる「歴史戦」の真実と韓日歴史否定勢力の戦略
- 李娜榮(正義記憶連帯理事長、中央大学校教授)
 討論 加藤圭木(一橋大学大学院法学研究科准教授)

第2セッション 変化する未来、記憶につなぐ責任と総合討論
司会: チャン・スヒ(東亞大学校韓国文学科招聘教授)
・日本軍「慰安婦」問題に関する研究/運動の今後の課題:植民地期朝鮮の公娼制度研究の立場から
  - 熊野功英(一橋大学院生)
・平和ナビ活動の意味と課題
 - チャン・ウナ(平和ナピネットワーク代表)
・日本軍性奴隷制問題解決運動アーカイブを作成する方法
 - キム・シンソク(正義記憶連帯 記録活動家)

(令和7年12月28日報道)