高市首相が李韓国大統領を奈良に招いたのは正解だった。奈良時代、朝鮮半島の統一新羅との仏教の交流は盛んだった。奈良時代に入る少し前の話しだが、新羅の僧に元暁という僧侶がいる。新羅浄土教の先駆者で、日本の浄土系の仏教にも影響を与えた僧である。661年ころ、日本では663年の白村江の戦いの少し前だが、元暁は仏教の勉強のために唐に向かって旅に出た。ある夜、泊るところがなく洞穴に入って寝た。夜、のどが渇いて目の覚めた元暁は暗闇の中で手探りで器のようなものに水が溜まっているのを見つけてその水を飲んだ。翌日目が覚めると、水の入った器というのは骸骨の器だった。思わず飲んだ水を吐き出そうとした。その瞬間に覚った、「すべては心の中から生まれ、心の中で消える」と。そして仏教の勉強は唐に行かなくても新羅にいてもできると。
奈良時代の奈良は、日本と朝鮮半島の交流の盛んな時代だった。そのことを思い出させる高市首相の、李大統領を奈良へ招待したのは正解だった。1月13日、高市首相とドラムをたたきあった李大統領は慰安婦問題を外交問題に持ち出すことはないであろう。
が、油断は大敵、1月14日の産経新聞よれば、去る6日、韓国国内では慰安婦像の撤去を求めている運動を厳しく批判、警察はデモの取り締まりを強化したようだ。つまりは金柄憲国史教科書研究所長らが取り組んでいる運動を弾圧しているということだ。
(令和8年1月15日報道)